9月14日(土)、EBiS303イベントホールで『TWSC大試飲会 2024』が開催されました。これはアジア最大級の蒸留酒コンペティションであるTWSC2024で受賞したウイスキー・ジン・ブランデー・ラム・アガベスピリッツ・ウォッカ・焼酎・泡盛などが試飲できるイベントです。毎回多くの蒸留酒ファンでにぎわうイベントですが、今回もその様子をレポートします。
開始時間より前なのに熱気がすごい!

筆者が参加したのは11時開始の第1部。15分前にはすでに大行列!1回の定員は500名でしたが、ほぼ大半の人は開始同時の入場を目指して来場したのか?と思うほど。

チケットは5,500円で、会場にある洋酒468種類・焼酎202種類・有料試飲52種類と合計722種類ものお酒の試飲が可能です。入場時にはお水と、TWSC2024公式ガイドブック洋酒部門・焼酎部門がもらえました。

開始時間より少し前ではあったものの、TWSC実行委員長の土屋守さんがマイクを手にします。
「本当は11時を過ぎてから挨拶する予定でいましたけれど……すごいですね、もう皆さんの圧力を感じてます……早く飲ませろ!(笑)っていう。それでは皆さん、本日は存分にお楽しみいただければと思います!」
と毎度おなじみのチャーミングなご挨拶でした。

今回もお馴染みの、試飲プラカップで予め並んでいるスタイル。

開場後、大行列ができていたのはジャパニーズウイスキーのエリア。当然といえばそうなのですが、「山崎」「白州」「響」は早々にSOLDOUTとなっていました。

200円券×5枚つづりのチケットを購入しなければ飲むことができない有料試飲のコーナーも行列が。有料試飲のラインナップはウイスキーとブランデーのみ。ここに並ぶ焼酎も出てくると嬉しいな、と個人的には思いました。

燻製おつまみの販売も。試飲と合わせて楽しんでいる方も多くいました。
焼酎エリアにも真剣なファンが続々

開場直後は行列ができる箇所が偏っていたものの、開始から数十分経つうちに来場者の方も全体をゆっくりまわりはじめました。

焼酎エリアもかなりの数の銘柄が並んでいますね!

こちらはスピリッツコーナー。カラフルで見ているだけでも楽しいです!

豊永酒造の「有機玄米完がこい」も発見!

福島県ねっかの米焼酎「ばがねっか」、小正醸造の「メローコヅルエクセレンス」もありますね!

ウイスキー愛好家の方の方が多いTWSC大試飲会ですが、よく見ると焼酎エリアでもパンフレット片手に気になる銘柄を逃さぬよう1杯ずつ真剣に試飲している方や、飲んだ銘柄をノートにメモしている方も。焼酎ファンも増えているのかも?と実感しました。

会場内ではTWSC限定のオリジナルボトルも販売されていました。「じょうご」「紅さんご」「里の曙ゴールド」がありました。

中身は同じものでラベルが違うものということで、美味しさはそのままにちょっとレアなボトルを買い求めている方も多くいましたよ。
baum高知本山蒸留所さん「初めてTWSCに参加」
会場内ではbaum高知本山蒸留所の藤川さんにお会いしました。baum高知本山蒸留所は今年初めてエントリーされたそうで、「土佐泡盛REIHOKU35%」が焼酎部門金賞とベストコストパフォーマンス賞のW受賞を果たしています。
藤川さんは「今年初めてエントリーしましたが、たくさんのボトルの中に『土佐泡盛REIHOKU35%』も並んでいることを嬉しく思います。これまで他のアワードにも出したことがなかったのですが、プロの方に見ていただいて、評価を頂いて、改善したいなと思うところもありました。他の蔵元さんの作品もこうして見ることができて勉強にもなっています。まだ小さい蒸留場ではありますが、今後もしっかりお酒造りを頑張っていきたいと思います!」とTWSCが刺激になったことを教えてくれました。

「土佐泡盛REIHOKU35%」は初めて飲ませて頂いたのですが、まずは香りが芳醇!そして泡盛らしいとろりとした口当たりとフルーティーさを感じつつ、お米のふくよかさも感じるような……グレープフルーツとの相性も良いらしいので大胆にグレープフルーツジュース割りとかもしてみたいかも。「土佐泡盛 REIHOKU」には”白”と”黒”がありますが、現在”黒”は本山町内でしか流通していないとのことで……
TWSCにエントリー頂くことでこうした試飲会で出会う機会も増えますし、蔵元さんにとっても私たち焼酎ファンにとっても良い出会いの場になっていると実感しました!
ウイスキーファンも焼酎を好きになるきっかけに
熱心に焼酎を試飲していた男性2人組に話を聞いてみると、実はウイスキー目当てで来た方でした。
「焼酎もたまに飲むので、せっかくなので試飲しています。『屋久杉 Yakushima Jisugi Cask Aging』 が屋久島の杉樽を使っていて、美味しかったですね。あとは『千本桜 熟成ハマコマチ』もほくほくの焼き芋を食べてるみたいで良かった。どれが受賞したかより飲んでみて美味しいものを探したいと思っています。今年初めて来たんですけど、来れてよかったです!」
ウイスキーファンも焼酎に興味を持ってもらえる機会でもあるということですね!


スタッフの方によると、「BEST OF THE BESTの『浜千鳥乃詩ゴールド』、『shimmer#19 萬座原酒 南島1号酵母保安濾過仕上』はイチオシで、多分早くなくなっちゃうと思うんで率先しておすすめしています」とのこと。
年齢層は高めの方と若い方が多い印象だそうですが、受賞したお酒以外では普段飲まないような、そば焼酎や獺祭焼酎が人気だったのだそう!



TWSC関連イベントには何度か参加していますが、年々ウイスキーファンの方が焼酎に興味を持ってきているように感じます。また、1本ずつボトルを買っていては途方もない700以上の銘柄の中から自分の好きな蒸留酒を見つけるチャンスがあることも魅力です。焼酎ファンの皆様はぜひ次回の参加をご検討くださいね!

