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世界でも稀有な蒸留酒・焼酎は、今どこへ向かうべきなのか|ウイスキー評論家・土屋守の提言

インタビュー

世界でも稀有な蒸留酒・焼酎は、今どこへ向かうべきなのか|ウイスキー評論家・土屋守の提言

Text : Sawako Akune
Photo : Toru Kometani

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日本で唯一のウイスキーとスピリッツのコンペとして2019年にスタートした「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」。初回は洋酒部門のみだったこのコンペに、昨年の第2回から新たに焼酎部門が加わったことは、焼酎業界にとっては大きなニュースだったはず。

TWSCの実行委員長を務めるのはウイスキー評論家として名高い土屋守さん。80年代、スコッチのシングルモルトにいち早く注目して造詣を深め、95年には『モルトウィスキー大全』(小学館)を刊行。さらに2014年のNHKの朝の連続テレビ小説『マッサン』(*1)の監修を務めるなど、日本がここまでシングルモルトウイスキーに湧く大きなきかっけをつくった張本人だからだ。

焼酎はTWSCで果たしてどんな評価を得るのだろう? 業界に携わる人なら誰もがそう感じたはず。今年のTWSCも年明けにエントリーを締め切ってすでに進行中というから楽しみだ。

ウイスキーを始めとする世界の蒸留酒について、日本屈指の知識と経験値をもつこの人は今、焼酎の世界をどのように捉えているのだろうか。 『SHOCHU NEXT』編集長・中山大希が聞き手となってインタビューを行った。


昨年のTWSC(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション)焼酎部門の受賞商品の数々。

中山大希(以下 中山) 本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。まずは、昨年からTWSCに焼酎部門を新設された経緯についてお聞かせいただけますか。

土屋守(以下 土屋) そもそもTWSCを始めたのは、繊細な味覚をもつ日本人ならでは独自の視点で蒸留酒をジャッジする場を設けたいと考えたからです。スピリッツのコンペティションを開きたいという気持ちはずいぶん前から持っていましたが、2019年についに開催したのはウイスキーに続いてジンが世界的なブームとなり、国内外にさまざまな蒸留所・銘柄が増え、2020年には東京オリンピックも見えていたから。つまり機が熟したんです。いろいろな苦労はあったもののなんとか第1回を終え、第2回に焼酎部門を新設したのは、やはり焼酎が日本を代表する蒸留酒だから。洋酒畑の人々がどのような評価をするか、グローバルな視点から語ってもらうことで、焼酎業界へフィードバックしたいという思いもありました。

世界の蒸留酒と戦う40度、食中酒としての伸びしろのある25度。

現場主義で、興味の対象を「徹底的・網羅的に」把握するやり方は、大学時代の探検部がルーツにあるという土屋さん。

中山 昨年の焼酎部門へは258点の出品があり、15点が最高金賞に選出されました。六調子酒造〈古代一壺〉、西酒造〈天使の誘惑 〉、八重泉酒造〈八重泉樽貯蔵〉など、うち9点がアルコール30度以上のものだったことは、特筆すべき点のひとつではないかと感じます。

土屋 そうですね、昨年は特に、洋酒畑の審査員数が多かったことも影響しているでしょう。日常的に洋酒に関わる人間が普段から飲み慣れているのは40度~50度の蒸留酒です。スコッチであれコニャックであれ、まず蒸留酒で40度以下ということはありえない。焼酎が主戦場としている25度前後では、香りをかいだ瞬間にそこに感じられるコンテンツが少ないという印象を持ってしまうでしょうね。普段飲み慣れているものと比べて非常に薄く感じてしまう。だからといって度数が低いものではダメというわけではありません。実際、最高金賞には鷹正宗〈こげん〉、大山甚七商店〈薩摩の誉 黒麹〉など25度の銘柄が6点入っている。私はこの25度というのは非常にいい、マジカルな度数だなと思います。ストレートでもいけるし、前割やお燗などで食中酒としてもいける。

世界の蒸留酒を見回したとき、食中酒として楽しめるものは日本の本格焼酎以外まずありません。そのことは、焼酎にとってのものすごいアドバンテージですよ。焼酎は土地ごとの食生活に密接に関わりながら成長してきた稀有な蒸留酒。そのことはつくり手も飲み手も改めて意識していくべきことです。

ただしこれから、ストレートでウイスキーやブランデーを飲む人たちのいる世界の市場にどうアピールしていくかを考えるとき、つまり食後酒として蒸留酒を飲む人たちを納得させる術を考えるときには、25度前後のものだけでは厳しいなと感じるのも事実です。

中山 25度の本格焼酎については、フランスで開催されているKura Master(*2)の交流事業でフランスの名だたるソムリエたちが本格焼酎・泡盛を試飲したときにも同様のコメントが出ていました。きちんと冷やしてワイングラスでサーブすれば、世界のほかのお酒と全く遜色のない、素晴らしいお酒として受け容れられるだろうと。焼酎業界では「世界と戦えないのは度数が低すぎるためだ」という意見も長く聞かれてきましたが、考え方次第なのだと感じます。蔵元によっては、たとえば既存の国内マーケットに向けては今後も25度前後を中心に売っていく、海外には度数の高い原酒を持っていくといった指針が必要になってきたりするのでしょうか。

土屋 そういった方向性は大いにありだと思います。食中酒としての20~30度、世界のほかの蒸留酒を意識したものとしての40度以上といったところでしょうか。

今年開催のTWSC 2021焼酎部門のパンフレット(応募はすでに締め切り)。今年はどんな焼酎が賞を受けるのだろうか。

中山 土屋さんは、英国勤務中の1988年に初めてスコッチのシングルモルトに出会われた。味わいに衝撃を受け、ロンドンの同僚の方たちにそう話したら、なんと向こうの人たちの方が珍しがって「そんなクサいもの飲めない!」っておっしゃったそうですね。そこから30年。世界はまるで変わり、現在はシングルモルトが全盛を迎えています。

僕はどうしても、その話を本格焼酎の状況に重ねてしまうんです。今若い人たちが酎ハイなどの割ものとして飲む焼酎は、連続式蒸留のいわゆる“甲類焼酎”一辺倒です。翻って本格焼酎は、まさしくクサいとかクセが強いなどと敬遠される傾向が依然として続いている。スコッチウイスキーのシーンを見る限り、個性が薄く飲みやすいものをよしとする時代から、豊かな個性をよしとする時代へと確実に変わった。それが焼酎の世界でも起きるといいなと願っています。

土屋 キーワードは個性、多様性。お酒だけに限らず、食文化全体がそういう方向へ向かっていると感じますよ。

つくり手/伝え手の役割分担と、飲み手の教育

ウイスキー文化研究所の棚。世界中のウイスキーをはじめとするスピリッツが美しく並ぶ。

中山 私は和酒の専門商社として主に焼酎の輸出を手がけています。そういう身でウイスキーの世界を見るとき、ウイスキーの世界には土屋さんがいらしていいなあと思うんですよ(笑)。スコットランドの蒸留所を網羅した『モルトウィスキー大全』を上梓され、雑誌『Whisky Galore(ウイスキーガロア)』も刊行されている。そういう存在がまだまだ焼酎には見つからない気がして、大変おこがましいのですが『SHOCHU NEXT』をスタートさせた背景にも、正直なところそんな思いがある。ウイスキーを軸足に、世界のさまざまな蒸留酒に見識の深い土屋さんの目から見て、現在の焼酎の世界に足りないものはなんでしょうか。

土屋 確かに本格焼酎には、すべてを網羅したまとまった書籍やメディアがありませんね。私も焼酎についての原稿を依頼されることがあるのですが、その時にこれがあれば全部わかるという書籍は今のところない。今はつくり手も発信できる時代ではあるけれど、つくり手が知らせたいことと、受け手が知りたいことが違うということはままある。焼酎の蒸留所は日本で今500くらいかな? それなら網羅できると思いますよ(笑)。ぜひやった方がいい。

中山 まさしくおっしゃる通りで、焼酎の蔵元さんはとても器用な方が多いんです。現在はHPやSNSもあるし、ご自身たちで発信もこなされるのですが、そっちに疲弊してしまうという声もなくはありません。

土屋 それぞれの蔵元には、それぞれのストーリーがある。それは必ずしも、つくり手がこれだと思って話すこととイコールではないんですよ。そのストーリーは、伝え手たる誰かが編むべきだし、蔵元もある程度そういう方たちに委ねる面があった方がいいと思います。『ウイスキーガロア』の連載などで焼酎の蔵元を訪ねる機会がありますが、焼酎のつくりの現場には、世界の蒸留酒好き、特にウイスキー好きが知りたがるポイントがたくさんあるのに、それが全く出ていないなと感じる局面は少なくないですよ。

この15年ほどで、見学者を受け入れるスコッチウイスキーの蒸留所では、つくりに関するあらゆるスペックを公開するようになりました。麦芽やイースト菌の出自、一回の仕込みの量、そこからとれる麦汁の量、発酵時間、蒸留のシステム、ポットスチルのネックの角度……。見学ツアーを担当するスタッフのレベルでさえ、そういったことを事細かに答えることができる。というのも、2005年辺りから、スコッチウイスキーの世界では“Education(教育)”という言葉が盛んに使われ始めたんです。あるお酒が飲まれるかどうかは、人々がそのお酒なり蒸留所のファンになってくれるかどうかにかかっている。ファン心理が何かといえば、あらゆることを知りたいものですよね。だから何でも教える。ファン=飲み手を育てることで、飲んだ側からのフィードバックも盛んに行われるようになります。そういういいスパイラルを引き起こしている。

中山 なるほど。もちろん企業秘密の部分は保つにせよ、そういったデータの公開は、生産の透明性にもつながりますね。

土屋 ええ、本格焼酎の世界も、ひょっとしてそういう“Education”の意識が必要かもしれません。いろんなデータを公表することで結果的に知見は大いに進化します。

雑誌『Whisky Galore』。土屋さんは「完全に俺の趣味だけでやってる」と笑うが、雑誌を通じて着実にウイスキーファンを育ててきた。
著書も多い土屋さん。近著に『ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー』(祥伝社)、『ビジネス教養としてのウイスキー』(KADOKAWA)など。

熟成焼酎のポテンシャルをさらに押し広げるために

昨年TWSC金賞を受賞した、特別に熟成させたサツマイモ“香熟芋“を使う濱田酒造〈DAIYAME〉。「原料など、貯蔵以外のプロセスでの熟成にも期待したい」と土屋さん。

中山  TWSCの話へ少し戻ります。Best of the Bestを受賞した町田酒造〈里の曙 ゴールド〉、最高金賞の田苑酒造〈田苑 エンヴェレシーダ〉、など各種、金賞の小正醸造〈メローコヅル・エクセレンス〉など、受賞商品には熟成焼酎も多く見られました。土屋さんからご覧になって、焼酎の熟成の現状はいかがでしょうか? 

土屋 個人的には、20~30度前後のものに関しては、タンク・甕・木樽のどの貯蔵方法でもさほどの差は感じませんでしたね。違いがわかってくるのは度数の高いもの。そちらでいうとやはり、木樽での熟成に注目します。ウイスキーやコニャックの世界では「樽を制する者が酒を制する」と言わんばかりに、樽に関する見識がどんどん進化しています。言わずもがなですが、木樽の熟成では樽詰めの度数も非常に重要です。現在、スコッチウイスキーの場合は63度前後、新樽を使うバーボンの場合は法律との兼ね合いもあって55度前後で樽詰めをしているでしょうか。ここに至るまでには各々の蒸留所の努力があります。自分たちの樽に、どの度数のニューポットを入れると最高の味になるのか。ほかの条件を揃えた上で、原酒の度数だけを2〜3%刻みで細かに変えて樽詰めして、どんな味わいになるかのデータを蓄積する……。皆、そうやってこの20年間くらいかけてデータをとってきて、ようやくそれぞれにとっての最適な度数を割り出しつつあるんです。もっというならば、ワインの世界では樽の側板のタンニンの平均値を指定するメゾンもあると言いますね。世界のお酒のシーンでは、樽の世界はそこまで行っています。

熟成焼酎にとって樽は今後さらに大切になっていくでしょう。その時に、いくつか考えるべき点がある。まず瓶詰めの度数についていえば、酒税法上、本格焼酎の度数が45度以下と定められているのは大きな障壁ですね。ウイスキーやジン、ブランデーなどは瓶詰めの下限の度数は決められているけど、上限の度数は決められていない。だから55~65%程度での樽詰めもできるのです。世界の蒸留酒がそこまでこだわって樽詰めをしているのに、焼酎が漠然とした度数で詰めていいわけがない。焼酎は焼酎で、樽熟成に適切な度数を見つけるべきです。それは蔵元によっても違うでしょうし、原料によって、酵母によっても違うはず。ウイスキーのように樽はオークが最適だとも限らないかもしれない極端な話、九州のクスノキでつくった樽が最高なんだっていう可能性すらあるわけです。ぜひ、それを見せてほしいですね。当然のことですが、熟成は時間がかかります。知見をためていくのにも時間を短縮することはできません。今始めないと間に合わない。熟成焼酎が成長していくかどうかは、そういう意識を持てるかどうかだと思います。

ずらりと並ぶボトルの中には、ウイスキー文化研究所のオリジナルボトルも。

中山 土屋さんとお話ししていると、焼酎の強みがクリアになっていくように感じます。ウイスキーの世界では、たとえばカバランがシェリーカスクを名前に冠した商品を出しているように、樽についてのアピールはごく当然のことです。一方、熟成焼酎の場合、どんな熟成を何年間しているかをきちんとアピールしきれている銘柄は多くありません。長期貯蔵の銘柄(*3)ですら、そのことをうたっていないこともある。蔵元にとっては「あまりに当然のこと」という認識なのかもしれませんが、飲み手を育てる、さらに販路を拡大するという意味ではやはり、そういった情報は出していただけた方がありがたいです。

土屋 さっきも話したように、焼酎には度数の規制に加えて、色の規制=光量規制(*4)もあります。蒸留酒としてこれほどまでに原料のバラエティがあって、食中酒としてもいけるお酒はほかにない。ウイスキー以上に土地に根ざした酒でもあるし、可能性はいくらでも見える。ところが規制がそういった可能性を殺してしまっているのはとても残念ですね。焼酎が持っている無限の可能性をわざわざ殺していると僕は思うな。

蒸留酒の情報の最前線で、世界の動きを検知し続ける

世界の蒸留酒をめぐる二人の話は尽きず! オンラインイベントでの座談会も楽しみだ。

中山 土屋さんが代表を務めるウイスキー文化研究所は今年で創立20周年を迎えられます。ウイスキー業界では見事な功績を残され、現在ではTWSCなどを通じて同じ蒸留酒としての焼酎も後押しされている。20周年にあたって、最後に今後の展望をお話しいただけますか。

土屋 スコッチ文化研究所としてスタートしたときはたった二人。ここまで続いてこんなことになるとは思ってもみませんでしたよ(笑)。当時はアイリッシュもスコッチも、ウイスキー業界の全体がどん底でしたし、ジャパニーズウイスキーも2008年までは坂を転がり落ち続けていた。創立当初は、ウイスキーにまつわるデータベースをつくることが自分たちの使命だと思っていましたが、今はちょっと考え方が違います。世界中で今も新しい蒸留所や新しい知見が誕生している。とにかくそれをキャッチアップすること、情報の最前線にいることこそがミッションですね。

TWSCは、正直いってペイするようなイベントではありませんが(笑)、業界・一般のいずれもに広くスピリッツの世界を認知していただくという意味では、使命感を帯びてやっています。それから、コンペティションを通じて日本人のジャッジを育てていくことは大きな目標のひとつです。たとえば10年後、ジャッジたちがTWSCで経験を積んだら、日本の蒸留酒業界はさらに賑やかになるのではと思います。

中山 示唆に満ちた刺激的な時間を本当にありがとうございました! 焼酎業界に関わる身として、自分自身もずいぶん激励されました。次回お目にかかるのは我々のローンチイベントですね。どうぞよろしくお願いいたします。

そう、実は土屋さんには、1月30日にオンライン開催される私たち『SHOCHU NEXT』のローンチイベントにもご登壇いただくのです!(https://shochu-next.com/article/1169

本格焼酎・泡盛が世界へ羽ばたくために何が必要となるか……。こちらも刺激的な時間になるはず。ご参加は無料です(要事前登録)。どうぞご視聴くださいね!

土屋守
Mamoru Tsuchiya/作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家。ウイスキー文化研究所代表・雑誌『Whisky Galore』編集長。1954年新潟県佐渡生まれ。学習院大学文学部国文学科卒業。新潮社『フォーカス』編集部勤務の後、87年よりロンドンへ。日本語情報誌の編集長を務めていた際に取材で訪れたスコットランドで初めてシングルモルトと出会い、スコッチウイスキーの世界にのめり込む。98年ハイランド・ディスティラーズ社より「世界のウイスキーライター5人」の一人として選ばれる。2001年にスコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。19年より東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)を主催、実行委員長を務める。

中山大希
Taiki Nakayama/『SHOCHU NEXT』発行人・編集長。南山物産株式会社代表取締役。利き酒師・焼酎利き酒師。早稲⽥⼤学卒業後、外資系商社や株式会社IHIで海外営業畑を歩む。焼酎を世界に広めることに使命を感じ、2018年3⽉南⼭物産株式会社を創業。現在、約15か国に焼酎を中⼼に和酒を輸出する。

注釈
(*1) 『まっさん』:ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝とその妻リタを描いたNHKの朝の連続テレビ小説。

(*2)Kura Master:2017年から開催されているフランスの地で行うフランス人のための日本酒コンクール。 フランスの一流ホテルのトップソムリエやバーマン、カービストなど、フランス人を中心としたヨーロッパ圏の審査員が審査を行う。2021年度から本格焼酎・泡盛コンクールが新設される。

(*3)長期貯蔵:本格焼酎のうち、ラベルに「長期貯蔵」をうたえると規定されえているのは、3年以上貯蔵したものがブレンド後の総量の50%を占める銘柄のみ。

(*4)光量規制:酒税法の法文に対する解釈「酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達」に記載される焼酎類の着色に関する細かな規制。「光電光度計を用いて430ナノメートル及び480ナノメートルの吸光度をそれぞれ測定し、その着色度合がいずれも0.080以下」と書かれている。一般的なウイスキーの着色度は0.4~0.8程度。ウイスキーやブランデーとの区別ができるよう、着色を抑えよというもの。

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