焼酎ハイボールは万能だ! をキャッチフレーズに、さまざまなタイプの熟成焼酎と新ペアリングや飲み方を試していくこの連載。8回目は、甕仕込みの熟成米焼酎〈野うさぎの走り〉をご紹介します。米の風味となめらかな喉ごしが特徴の〈野うさぎの走り〉は、炭酸で割るとさらにクリアな味わいに。ぽかぽかと春めいてきた今の季節にぴったりのシルキーなハイボールです!
About the Shochu〈野うさぎの走り〉
本格米焼酎〈野うさぎの走り〉をつくるのは、宮崎県児湯郡にある黒木本店。〈百年の孤独〉や〈中々〉、〈㐂六〉など数々の銘酒を手がける宮崎県を代表する蔵のひとつです。黒木本店のモットーは、「酒づくりは農業」。原料の自社栽培をはじめ、もろみを肥料や飼料として再利用するなどサステナブルな取り組みを行っています。
〈野うさぎの走り〉の名前の由来は、不思議の国のアリス登場する白うさぎ。その名の通り、野ばらを駆け抜けるうさぎのようなクリアで繊細な味わいが特徴です。37度とアルコールは高めですが、その強さに負けないスルスルとした喉ごしの良さ。3年以上熟成された独特の香りもあわさって、個性豊かな味わいが口のなかに広がります!
Good Portion:ベストな割合
ベストなハイボールの割合は、今回も5:5からスタート! しっかりとしたアルコールの風味も感じられながら、〈野うさぎの走り〉特有の淡麗感も楽しめる割合です。より爽やかにグイグイ飲みたい時は焼酎4:炭酸水6に。シルキーな喉ごしをより一層求めるかたには焼酎6:炭酸水4がお薦めです。炭酸とアルコールのキリっとした口当たりと柔らかい米の甘みが、するりと喉を駆け抜けていきますよ!
焼酎ペアリング 〈野うさぎの走り〉と合わせたいおつまみ
すっきりとした飲み口の〈野うさぎの走り〉には、エディブルフラワーやイチゴを添えた春らしいサラダがぴったり! 〈野うさぎの走り〉の爽快感が、サラダの酸味や苦みを優しく包み込んでくれます。まるで不思議の国のアリスのお茶会のような華やかさ。ちょっと贅沢したい休日のランチに試してもらいたい、女子感たっぷりの優雅なペアリングです♡
Add on ちょい足し!
邪道といわれたってやってみてほしいお薦めの飲み方
イチゴ畑でつかまえて♡ 気分は不思議の国のアリス! 旬のいちごを使ったストロベリーハイボール
レモンやカボス、金柑などハイボールに添えるフルーツは柑橘系がメジャーですが、すっきり甘い米焼酎には甘いフルーツもばっちり合う! 春の王道フルーツ、イチゴを使えば見た目もかわいいお手軽カクテルがつくれます。グラスの底にイチゴを4個ほど入れてスプーンでつぶしたら、氷をたっぷり詰め、〈野うさぎの走り〉と炭酸水を5:5で注ぐだけ。最後に底のイチゴをすくいあげるようにひと回ししてください。お好みでガムシロップや切ったイチゴを入れれば、イチゴの酸味と焼酎の甘味が引き立つストロベリーハイボールの完成!
エディブルフラワーを添えて、フローラルハイボール!
〈野うさぎの走り〉と炭酸水をお好みの割合で割ったあと、エディブルフラワーをひらりと添えれば、インスタ映え間違いなしのフローラルハイボールに! 見た目はもちろん、炭酸が花の香りを立たせて、まるで香水のようなかぐわしい1杯に変身します。
Rating スコア
タンクでのほどよい熟成が甘みのある優しい飲み心地を生み出している〈野うさぎの走り〉。旬の果物をちょい足ししたキュンと甘酸っぱいハイボールは、インスタ映え間違いなし♡
飲みやすさ ★★★★★
プレミア感 ★★★★☆
アルコール感 ★★★☆☆
ボトルのデザインもすっきりとおしゃれ。容量、お値段ともにプレミアムなので、少し贅沢したい時に飲みたい1本です。
野うさぎの走り |
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【本格米焼酎】 貯蔵 タンクに3年以上 度数 37度 原材料 米こうじ(ヒノヒカリ)、白麹 蒸留 常圧 蔵元 黒木本店 WEB → 所在地 宮崎県児湯郡高鍋町 |