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熟成焼酎で一番うまいレモンサワーを作りたいんじゃっ!|おうちでできる熟成焼酎レモンサワーの作り方6選

レシピ・飲み方・食

熟成焼酎で一番うまいレモンサワーを作りたいんじゃっ!|おうちでできる熟成焼酎レモンサワーの作り方6選

Text : Kaoru SCENT Yoshimitsu, SHOCHU NEXT
Photo : SHOCHU NEXT

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みなさ~ん! レモンサワー、飲んでますか~?

「とりあえず生で!」はもう昔の話。今や、ハイボールと並んで1杯目に選ばれることも多いのがレモンサワー。各飲料メーカーもこぞって新商品を打ち出し、コンビニのひと棚がまるごとレモンサワーで埋められている風景も珍しくなくなってきました。味わいもドライなものからハチミツレモンのような甘さのあるものまで、さまざまです。

そんな人気のレモンサワーですが、多くは甲類焼酎やウォッカがベース。熟成した本格焼酎でつくったら、もっとおいしくなるに違いない!! そこで今回は、ハイボール連載でも大人気の焼酎マイスターである吉満SCENT香さんと、SHOCHU NEXT編集部が家庭でつくれる極上の家飲みレモンサワーのレシピを考案。読むうちに味を思ってよだれが……! 簡単なアレンジレシピから、しっかり手の込んだレシピまで、好みに合わせて試せるレモンサワーを6つ紹介します! 

吉満SCENT香さんがオススメする家飲みレモンサワーの作り方3選

乳酸菌の爽やかさがたまらない、カルピス焼酎レモンサワー

発酵飲料の定番、カルピス。乳酸菌の酸味と独特なまろやかさは、実は焼酎にもよく合うんです! 特に黒糖焼酎のコクのある甘みとはベストマッチ。キリッとドライなレモンサワーもカルピスを入れれば、ほんのり甘い初恋の味が広がります♡ カルピス1本あれば手軽に試せるうえに、焼酎とレモンの風味もしっかり感じる、簡単でハズレなしのアレンジレシピです!

手軽さ ★★★★☆
レモンの酸味 ★★★☆☆
焼酎の風味 ★★★☆☆

パーシャルショットでつくるカルピスレモンサワーは格別!

冷凍して楽しむ焼酎⁉ | 熟成焼酎パーシャルショットで夏の暑さを吹きとばせ! | 熟成を知る、焼酎を楽しむWEBマガジン 「SHOCHU NEXT」

今年の夏も暑い! スタート時点にしてすでに熾烈な暑さににやられてヘタリ気味って方もいるんじゃないでしょうか(僕もわりとくらってます…… )。 真夏の1杯にお薦めしたい焼酎の飲み方のひとつが「パーシャルショット」。瓶ごと冷凍庫で凍らすだけの簡単さだけど、キレッキレに冷えて体の芯までクる! 度数によってとろとろ&シャリシャリで、夏の新定番としてうってつけです。

レシピ:カルピスレモンサワーのつくりかた

〈準備するもの〉

レモン:6/8個
黒糖焼酎:30cc
カルピス:30cc
炭酸水:30cc

〈手順〉

下準備:レモン1個をくし形に8等分。ひとつずつラップで包んで冷凍庫で凍らせておく。

① トールグラスに、凍らせたレモン3個と氷をグラスいっぱいに入れる。残りのレモン3個は、常温で少し溶かしておく。
② 焼酎とカルピスをグラスに入れて軽くステアしたら炭酸水をゆっくりと注ぐ。
③ 溶かしたレモンを3つ絞る。皮を下にして絞るとより風味豊かに。
④ 軽くステアすれば完成!

食後のデザートに合わせたい、熟成焼酎×レモンティーサワー

ほんのりビターで甘みが深い黒糖焼酎は、紅茶との相性抜群! ひと晩かけて焼酎で出した紅茶に、レモンと炭酸水を入れれば、華やかな香りが広がる女子感たっぷりなレモンティーサワーのできあがり。のどごしも爽やかで、食後の口直しとしてデザートにも合わせやすい1杯です。焼酎紅茶はサバランづくりにも使えるので、少し多めにつくっておいてストックするのがおすすめ!

手軽さ ★★★☆☆
爽やかさ ★★★★☆
焼酎の風味 ★★★☆☆

黒糖焼酎と紅茶を使ったサバランのレシピはこちら!

深く上品な黒糖の香りにうっとり。〈あまみ長雲 長期熟成貯蔵〉 | 熟成焼酎ハイボールスコアブック#11 | 熟成を知る、焼酎を楽しむWEBマガジン 「SHOCHU NEXT」

さまざまな熟成焼酎を使ってハイボールを試す連載、「熟成焼酎ハイボールスコアブック」。11回目となる今回は、黒糖焼酎〈あまみ長雲 長期熟成貯蔵〉をご紹介します。優しい甘みとたっぷりと余韻のある口当たりで、まさに黒糖焼酎の真打ち。

レシピ:レモンティーサワーのつくりかた

〈準備するもの〉

レモン:6/8個
黒糖焼酎:30cc
紅茶ティーバッグ:1個
炭酸水:70cc

〈手順〉

下準備:レモン1個をくし形に8等分。1つずつラップで包んで冷凍庫で凍らせておく。

① ティーポットに焼酎とティーバッグを入れ、紅茶がでるまで一晩寝かせる。
② トールグラスに凍らせたレモン3個と氷をグラスいっぱいに入れる。残りのレモン3個は、常温で少し溶かしておく。
③ ①でつくった焼酎出し紅茶と炭酸水をグラスにゆっくり注ぐ。
④ 溶かしたレモンを3つ絞る。皮を下にして絞るとより風味豊かに。
⑤ 軽くステアすれば完成!

うまみが欲しいなら、米焼酎ベースの塩麹レモンサワーで決まり!

最近、人気再沸騰中の塩麹レモン。塩麹のうまみがレモンの酸味を後押しすることで、濃厚な味わいが口の中に広がります。塩麹は、食材の味わいが引き立つだけでなく、酵素による疲労回復効果もあるので、お疲れ気味のデイリードリンカーにはうってつけ。米焼酎と割ることで、米のうまみたっぷりなレモンサワーが楽しめます。一見手間がかかりそうな塩麹レモンですが、つくり方は意外とシンプル。余った塩麹レモンで唐揚げをつくれば、爽やかなレモン香る最高のペアリングになりますのでぜひご一緒に!

手軽さ ★★☆☆☆
爽やかさ ★★★☆☆
焼酎の風味 ★★★★☆

塩麹レモンサワーは樽熟ものもよく合いますよ!

樽熟成焼酎・泡盛のおすすめ20本|ウイスキーに負けない奥深き銘柄たち! | 熟成を知る、焼酎を楽しむWEBマガジン 「SHOCHU NEXT」

樽熟成焼酎は、ハイボールブームもあり、幅広いお酒好きが気になりはじめているジャンル。しかしはたして、どれを飲めばいいのか……。ここでは、雑誌『Dancyu』の焼酎特集をはじめ、書籍や雑誌などで焼酎・日本酒を中心とした記事を執筆するライターにして、鹿児島酒造組合認定の「焼酎マイスター」を取得し、数々の蔵元を訪れ、日々酔っ払いながら知識を深めている金関亜紀さんが、樽熟成の焼酎・泡盛のおすすめ銘柄を厳選しました。初心者向けの一本から通好みの一本まで、原材料別にご紹介します。

レシピ:塩麹レモンサワーのつくりかた

〈準備するもの〉

レモン:2個
米麹:150g
塩:40g
水:適量
米焼酎:40cc
炭酸水:60cc

〈手順〉

下準備:レモンは薄くいちょう切りに。煮沸消毒した容器にレモンと塩、米麹を入れてよくかき混ぜ、材料が浸かるように水を適量入れる。1日常温で発酵させたら、冷蔵庫に保管。1日1回混ぜ合わせ、5日ほど立ってとろみが出てきたら完成。

① 氷をグラスいっぱいに入れる。
② 焼酎と炭酸水をグラスにゆっくり注ぐ。
③ 塩麹レモンをティースプーン1杯入れる。
④ 軽くステアすれば完成!

SHOCHU NEXT編集部がオススメする家飲みレモンサワーの作り方3選

コーディアルと熟成焼酎でお手軽はちみつレモンサワー!

レモンサワーは好きだけど、家でレモンを絞ってつくるほどの気概は持ち合わせていない……。分かります、その気持ち。そんな方におすすめなのが、コーディアル(ハーブやフルーツをシロップに漬け込んだ濃縮ドリンク)を使ったお気軽レモンサワー。レモンベースのコーディアルで割るだけで、超簡単に本格的なレモンサワーが楽しめます。レモンの爽やかさをはっきりと出すには、添加物が入っていないコーディアルを使うのがポイント。お好みでハチミツも加えると、とろみのある濃密な味わいにグッとレベルアップします!

手軽さ ★★★★☆
爽やかさ ★★★☆☆
焼酎の風味 ★★★☆☆

原酒で割ると、より濃厚なコーディアルレモンサワーに!

カスクストレングスばりの奥深さ?! めくるめく原酒の世界|今月のおすすめ #1月 | 熟成を知る、焼酎を楽しむWEBマガジン 「SHOCHU NEXT」

焼酎は食中酒として万能選手。糖質やプリン体が含まれないからヘルシー志向の人もカロリーを気にせず楽しめるし、割り方、飲み方などの自由度が高く、好みや料理に合わせやすいのも魅力です。寒い夜にぴったりの「鍋もの」に合わせたい熟成焼酎を編集部でピックアップしました。家飲みの新定番として、ぜひご参考に。

レシピ:コーディアルレモンサワーのつくりかた

〈準備するもの〉

レモンコーディアル:10cc
米焼酎:30cc
炭酸水:60cc
ハチミツ:お好みで

〈手順〉

① ハチミツとコーディアルをグラスに入れて、ハチミツが溶けるまで電子レンジで数秒温める。
② 氷をグラスいっぱいに入れる。
③ ①のコーディアルと焼酎をグラス入れ、炭酸水をゆっくり注ぐ。
④ 軽くステアすれば完成!

黒糖焼酎でレモンシロップをつくって、ビター&スイートなレモンサワー!

酸味だけでなく、苦みもレモンの味わいのポイント。舌の奥のほうでじっくり広がる独特の苦みは、実と皮の間にある白い部分に含まれています。さわやかさを求めるレモンサワーには不向きなので、避けられることも多いこの部分、シロップにすると、ビター&スイートなコクを生み出してくれるんです! 黒糖焼酎と黒糖を使ってつくるレモンシロップは、ほんのり酸っぱ苦くて優しい味わい。焼酎のうまみとの相乗効果でグイグイ飲み進められる1杯です。

手軽さ ★★★☆☆
爽やかさ ★★★☆☆
焼酎の風味 ★★★★☆

低アルコールの黒糖焼酎でもおいしいシロップがつくれます!

9月のおすすめ焼酎|度数低めで飲みやすい&親しみやすい! 低アルコールの熟成焼酎7選   | 熟成を知る、焼酎を楽しむWEBマガジン 「SHOCHU NEXT」

この1年ほどですっかり定着した家飲み。焼酎ならいろんな割り方もできるし気分次第で楽しめるけど、たまには日本酒やワインみたいにそのままじゃんじゃん飲めたらいいのに……って思う日も。

レシピ:ビター&スイートレモンサワーのつくりかた

〈準備するもの〉

レモン:1/4個
黒糖:10g
黒糖焼酎:30cc
炭酸水:60cc

下準備:
レモンは薄めの輪切りに。
焼酎にレモンと黒糖を入れ、1〜2時間待てば焼酎ベースのレモンシロップの完成。

〈手順〉

① 氷をグラスいっぱいに入れる。
② 漬けたレモンをグラスに3~4枚入れる。
③ レモンを漬けた焼酎と炭酸水をグラスにゆっくり注ぐ。
④ 軽くステアすれば完成!

レモン酵母と焼酎だけで、炭酸水いらずの天然レモンサワーができる?!

パンや酵素ジュースに使うことが多いフルーツ酵母。果物を砂糖と水で漬けることで、果物の表面にいる酵母菌が糖を分解し、炭酸ガスを出します。この炭酸をそのまま使うことで、なんと炭酸水いらずのレモンサワーができるんです! 難易度も高く、時間のかかる酵母づくりですが、うまくできた時の感動はひとしお。炭酸水で割らないので、焼酎とレモンの風味はもちろん抜群。酵素の力たっぷりで身体にも優しい極上レモンサワーです。

手軽さ ★☆☆☆☆
爽やかさ ★★★★★
焼酎の風味 ★★★★★

レモン酵母サワーにはタンク熟成の米焼酎がおすすめ!

甕・タンク熟成のおすすめ20本|焼酎の味わい、熟成のうまみを知る! | 熟成を知る、焼酎を楽しむWEBマガジン 「SHOCHU NEXT」

雑誌『Dancyu』の焼酎特集をはじめ、書籍や雑誌などで焼酎・日本酒を中心とした記事を執筆するライター、金関亜紀さん。この数年は焼酎の世界にどっぷりとつかり、数々の蔵元を訪れて知識と人脈を深めてきたうえ、鹿児島酒造組合認定の「焼酎マイスター」も取得。のんべえライターなこの人に、熟成焼酎・泡盛のおすすめを聞きました。樽熟成編に引き続き、こちらはタンク・甕(通称・白モノ)の熟成編。焼酎だけの力でうま味を深めるタンク・甕熟成には、底知れない力があるんです……。おすすめの20本をクリアする頃には、あなたもどっぷり焼酎通?!

レシピ:レモン酵母サワーのつくりかた

〈準備するもの〉

用意するもの
ノンワックスレモン:1個
水:適量
砂糖:大さじ1
米焼酎:30cc

〈手順〉

下準備:
レモン1個を軽く水で洗い、薄切りに。洗いすぎると酵母がいなくなるので注意。苦みが苦手な場合は、皮をくるくる剥き、実はくし切りに。煮沸消毒した瓶に、砂糖とレモンを入れ、レモンが浸るまで水を入れる。ふたをしっかりと閉め、常温(25~30度)で5~10日ほど寝かせる。発酵が進み、泡がでてきたら少しふたを開けて、炭酸の度合いを確認。発泡が少ない場合は、すぐにふたを閉めてさらに2日ほど寝かせ、泡が多くなれば完成。

① 氷をグラスいっぱいに入れる。
② 焼酎とレモン酵母をゆっくり注ぐ。
③ 軽くステアすれば完成!

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